支柱の目的

支柱は、植えたばかりの樹木が風や雨で倒れたり傾いたりしないように支えるために設置するものです。根が十分に張るまで樹木を安定させ、健全な活着を促します。

主な支柱の種類

添え木

最も簡単な支柱。幹に沿って丸太や竹を立てて固定する。幹の揺れを抑え、傷つかないように杉皮などを当てて結束します。樹木の高さが低いものがよく該当します

地下支柱

地際で支える支柱。地上部分が目立たず景観を損ねにくい。樹木の根鉢をワイヤーなどで固定する方法です。景観を重視する時に使用したりします。

八ツ掛(八掛け)

樹高の約2/3まで3本の支柱を均等に立てる。上部で支柱同士と幹を結束し、根元は地中にしっかり固定する。幹が傷つかないよう杉皮を当てて結束します。

布掛

地上2~4m付近で横木を渡し、複数の樹木を連結して支える方法。高密度に植えられた列植などで効果的です。防風林や生垣などを植栽する時によく設置します。

鳥居型支柱

鳥居のような形に組んで樹木を支える。大きな控木が設置できない場所に適する。樹木の大きさに応じて二脚・三脚・十字鳥居などを使い分けます。樹木が大きいものによく設置します。

支柱の管理

柱の取替え・撤去。樹木の成長に合わせて支柱を交換する。根が十分に活着したら支柱を撤去する。撤去時は樹木を傷つけないよう注意し、杉皮・しゅろ縄・鉄線・釘などもきれいに取り除きます。

ポイント

支柱は樹木を安定させて活着を助けるための重要な資材です。樹木の大きさや植栽場所に応じて適切な支柱を選び、成長に合わせて点検・交換・撤去を行うことが大切です。