エアレーションの目的
エアレーションは、踏圧などによって固くなった芝地に穴を開け、土壌環境を改善する管理作業です。主な目的は次のとおりです。
- 土壌の通気性を高め、根の呼吸を促進します。
- 根の発育を促し、老化を防いで若返りを図ります。
- 水分や肥料の浸透を良くします。
- サッチ(枯れ葉や茎の堆積層)を部分的に除去し、生育を活性化する。
エアレーションの方法
広い芝地では専用機械を使用し、狭い場所や障害物周辺ではスパイクなどを用いた人力作業を行う。
① コアリング型(穴あけ式)
- 円筒状の刃で土壌を抜き取り、穴を開ける方法。
- 土壌を垂直に取り除くため、芝面への損傷が少なく通気性を改善できる。
- 抜き取るコアの目安は、直径10~18mm、長さ7~12cm程度。
- 小面積では手押し式、大面積ではトラクター牽引式の機械を使用する。
- 作業前には石などの障害物を除去しておく。
- 穴の深さは7~10cm、間隔は5~15cm程度が一般的である。
エアレーションの時期・回数
実施時期
- コウライシバや日本芝では、生育が始まる3~4月頃が最適。
- 都市公園では、利用者の少ない6月頃に実施されることも多いです。
実施回数
- 利用目的や芝生の状態によって異なる。
- 一般的な芝地では、1~2年に1回程度が目安。
- 競技場や日本庭園など管理水準の高い芝地では、年1~2回実施する。
- 利用頻度の高い芝地では、できるだけ年1回は行うことが望ましいです。
まとめ
エアレーションは、土壌の通気性や排水性を改善し、芝生の根の成長を促進する重要な更新作業です。一般的には1~2年に1回、芝生の生育が活発になる春に実施し、利用頻度の高い芝地では毎年行うことが理想とされています。コアリングによって土壌を改善し、健全で美しい芝生を維持することができます。
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